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札幌競馬場芝1000mの特徴と傾向まとめ|攻略法も一挙公開!

札幌競馬場芝1000mの特徴と傾向まとめ|攻略法も一挙公開!
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今回ご紹介するのは、数多くある競馬場の中、レアとも言われる札幌競馬場の『芝1000m』です。「札幌競馬場の芝1000m?」と首をかしげる方もいらっしゃることでしょう。なぜなら、あまりにもレースで利用されないコースなのですから。

よって、数少ないデータの中から、いずれ再び開催されるであろう「札幌競馬・芝1000m」の概要や特徴、過去のデータをもとに、このコースで勝つための情報をご紹介いたします!

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目次

札幌競馬場 芝1000mの概要・特徴

札幌芝1000m。実は、こちらのコースで近年レースが開催されたのは、2021年6月12日になります。それ以前はなんと、2009年になります。干支一回り、開催されていなかったということですね。

しかも、それ以前のレースを合わせても、ここ20年ほどの間に14レースほどしかありません。本当にレア中のレアです。次回開催されることがわかると、心して楽しもうという気持ちになりますね。

では、そんな『札幌競馬場 芝1000m』の詳しい情報を解説していきます。

札幌競馬場 芝1000m:コース概要と特徴

札幌競馬場 芝1000mは、右回りコースです。1周1640.9m、幅25~27mになります。最大出馬数は14頭。主に新馬戦で使われることが多いのですが、いかんせんレース数が少ないため、その新馬戦すら滅多にありません。

コースに使われている芝は、「洋芝」です。

洋芝とは

野芝と比べ寒さに強い特性があり、鮮やかな緑色が鮮やかで見栄えが良い芝。

その反面、耐久性があまりなく傷みやすいことからメンテナンスに手間がかかってしまうことが難点。

コースのスタート地点は、正面の真ん中あたりになります。最初の3コーナーまでの距離は約200m。そこからの3~4コーナーは、かなり緩やかなカーブとなっています。競馬場のカーブといえば、楕円形をイメージするかと思いますが、札幌競馬場のカーブは円形に近いです。つまり、コーナーがかなりの大回りになるということです。このコーナーが、かなりの曲者!

スパイラルカーブも採用されていないため、外を回れば回るほど、かなりのロスとなるのです。それでは、外枠が不利なのではないか。そう思われるかもしれません。しかし、一概にそうとは言えないのです。

内側は内側で、傷みやすい洋芝のせいで、時間が経つにつれて特に傷みやすくなっていて、パワーとスタミナを要する馬場となってきます。つまり、外は距離的ロスを伴い、内はパワーとスタミナ共に奪われるという出走する騎手・競走馬にとって難しいコースとなっています。

唯一の救いは、高低差はさほどなく、全体に渡り平坦だということくらいでしょうか。

また、このコースで行われるレースのほとんどが新馬戦という、予想する上で必要な情報が少ない馬たちのレースのため、予想する競馬ファンにとってもこのコースは難しいコースの1つです。

札幌競馬場芝1000m:レコードタイム

開催されるレースの少ないコースではありますが、もちろんレコードタイムはあります。

札幌芝1000mタイム性齢馬名記録年月日
2歳レコード0:56.9牝2カイカノキセキ2021年6月12日
3歳以上レコード0:56.5牝5オギティファニー1996年6月23日

ちなみに、このカイカノキセキがレコードを出して以降、このコースではまだレースが行われていません。

つまり、更新されるのはまた十何年も後、もしくはそれ以上後の話になりそうだ、ということです。

札幌競馬場芝1000m:平均タイムとラップタイム

あまりにもレアなコースのためデータは少ないですが下の表のとおりとなっております。

札幌競馬場芝1000m2004006008001000
2歳新馬12.411.011.011.211.3
※2019〜2021年の過去3年データ

ここ数年で開催されたのは、この2歳新馬のみ。

よって、こちらのデータはそのレースのデータとなっています。

あまりにりも情報が少なすぎて、走ってみないとわからないというコースです。

札幌競馬場芝1000mの傾向データ

札幌競馬場芝1000mの傾向データ

ここからは、直近3年のデータをまとめます。

ですが、何度も言うようにこちらの「札幌競馬場 芝1000m」の直近データは、1レースしかありません

あまりにもデータが少ないので、それ以前のレースデータも参考にしようと思ったのですが、いかんせん、2021年のレース以前のデータは、2009年のものが最後。

これでは参考にならないと思い、2021年のデータのみ記述しております。

最初にご了承ください。本当に、なんてレアなコースなんでしょうね。

札幌競馬場芝1000m:人気別

こちらでは、2021年6月12日に行われた、「札幌5R 2歳新馬」のデータを見てみましょう。

人気1番人気2番人気3番人気4番人気5番人気
着順4着3着1着2着6着
2021年6月12日札幌5R2歳新馬戦

このレースでは、だいたい人気馬が3着までに入っているようです。

もっと古いデータを見ても、3番人気の馬が1着、もしくは連対に入っている傾向にあります。

とはいえ、8番人気や12番人気の馬も入着しています。

新馬戦は本当、何が起こるかわかりません。

札幌競馬場芝1000m:枠順

同じく、2021年6月12日に行われた、「札幌5R 2歳新馬」のデータを見てみましょう。

1枠2枠3枠4枠5枠6枠7枠8枠
着順5着2着9着6着
11着
4着
10着
12着1着
7着
3着
2021年6月12日札幌5R2歳新馬戦

この日の馬場状況は「良」。

札幌競馬1回目でしたので、洋芝もさほど乱れていなかったはずです。

それでもこのバラバラ加減。

新馬戦ということもありますが、このデータから枠順の有利不利を判断するのは難しいですね。

札幌競馬場芝1000m:脚質別

続いては脚質別で見てみましょう。

脚質逃げ先行差し追込
着順
2021年6月12日札幌5R2歳新馬戦

脚質ですが、新馬戦ということもあり情報がまとまっていないようです。

ただ、2019年より以前のデータだと、やはりスタートで前に出る先行馬・逃げ馬が入着する可能性が高いようです。

札幌競馬場芝1000m:血統別

続いて、血統別のデータを見てみましょう。

種牡馬名着順
キンシャサノキセキ1着
シルバーステート2着・8着
リオンディーズ3着
ダイワメジャー4着
イスラボニータ5着・6着
ブラックタイド7着
ストロングリターン9着
ノボジャック10着
メイショウポーラー11着
コパノリチャード12着
2021年6月12日札幌5R2歳新馬戦

これより以前の産駒データを見ると、ロードカナロア産駒もかなりの好成績を残しているようです。

またサクラバクシンオー産駒もかなりの好成績を残しています。

『ロードカナロア』と『サクラバクシンオー』。どちらにも共通して言えるのは、どちらも短距離のスペシャリストだったということ!

1000mという短距離には、やはり短距離を制した牡馬の血が活躍するのかもしれません。

札幌競馬場芝1000m:騎手別

続いて、騎手別のデータを見てみましょう。

1着2着3着
騎手名鮫島克俊亀田温心吉田隼人
2021年6月12日札幌5R2歳新馬戦

前後のデータがないため、このデータだけでは判断がつけがたいと思います。

過去のデータを遡ってみると、リーディング上位の騎手がやってきているようです。

スタートからいかに上手にコース取りをするか、他のコースに比べ咄嗟の判断がより必要になってくると思うので、リーディング上位にいるような騎手がこのコースを制するのかもしれません。

札幌競馬場芝1000m:調教師別

続いて、調教師別データを見てみましょう。

1着2着3着
調教師名池添学高橋裕武井亮
2021年6月12日札幌5R2歳新馬戦

こちらも近年のデータがないので、完璧なデータとは言い難いです。

札幌競馬場芝1000mの傾向データまとめ

札幌競馬場芝1000mの傾向データまとめ

それでは、札幌競馬場芝1000mの傾向とデータをまとめてみましょう。

札幌競馬場芝1000mの傾向データまとめ
  • 人気は3番人気の馬がここ数回のデータでは好成績だが主に新馬戦がメインのコースのため、信用度は薄い
  • 枠順は内枠・外枠の有利不利はあるが、出走する馬のスタミナやパワーの個体差もあるためバラバラの傾向。
  • 脚質は逃げの馬が強い!距離が短いこともあり、最初の200mで抜け出した馬が好成績を収めています。
  • 血統は過去のデータを遡るとロードカナロアとサクラバクシンオー産駒のような短距離のスペシャリストの産駒が強い
  • 騎手は距離が短く咄嗟の判断がより求められることからリーディングにいるようなベテランジョッキー調子の良い騎手が強い。
  • 調教師は過去のデータが少ないため、どの調教師が得意としているかは不明とします。

札幌競馬場芝1000mの攻略方法

札幌競馬場芝1000mの攻略方法

では、次から札幌競馬場 芝1000mの攻略方法について考察していきましょう。

札幌競馬場 芝1000m:データから見るココが買い

過去のデータがあまりにも少ないため、憶測の部分も多々入ってしまいますが、参考になさってもらえれば嬉しいです。

この脚質が買い

まず、脚質に注目してみます。

過去のデータから見ても、圧倒的に逃げ馬が勝利する確率が高いです。

距離が短いのも要因の1つでしょう。

最初の200mで抜き出ていれば、緩やかなカーブで順位が替わることもほぼなく、最後の直線も短いのでそのままゴールとなるようです。

出鼻を挫かれてしまうと、そこからなかなか上がってくる可能性は薄いようですね。

この産駒が買い

圧倒的に、ロードカナロア・サクラバクシンオー産駒が有利かと思いますが、かなり古いデータになりますから、今は違ってきているかもしれません。

ただ言えるのは、父が短距離のスペシャリストであれば、かなりの期待が持てそうです。

この騎手が買い

一概に「この騎手」と名前を挙げられないのがつらいところです。

ただ、参考にするならばリーディングをチェックしましょう。

過去のデータからも、リーディング上位の騎手がやってきていることが多いようです。

短い距離ながらもレース運びが難しいコースですから、レースに慣れているジョッキーが有利だと言えます。

札幌競馬場 芝1000m:データから見るココが割引

正直なところ、人気順はあまり期待しないほうがいいように思います。

この札幌競馬場 芝1000mで行われるレースのほとんどは、新馬戦です。

中央競馬の他の競馬場にも言えるのですが、新馬戦は本当に予想が難しい場合が多いです。

そもそも、走ったデータは調教時のものばかりで、実際にレースを走った記録がありません。

確かに、調教時のデータも予想にはかなり役立ちますが、実際にレースを走らせてみないとわからないこともたくさんあります。

ですので、過剰に人気順を信用するのは少し危険かもしれません。

札幌競馬場 芝1000m:データの裏を狙う

ここからは、独自の視点から考えた攻略法です。

開催前半は、内枠の馬を選ぶ

札幌競馬場の芝は、洋芝です。

先ほどもお話したように、洋芝はとても荒れやすく、管理の難しい芝です。

耐久性もありませんので、すぐに傷んでしまうのも特徴の一つ。

よって、内枠の馬は、レース開催の前半のみ積極的に狙っていけると感じます。

札幌競馬場のカーブはかなり緩やかで円形になっていますし、スパイラルカーブもありませんので、外枠は距離や時間のロスが激しいです。

もっとも、他の競馬場も似たようなものかとは思いますが、札幌競馬場で内側を狙うのは、レース開催の前半までと考えてみてください。

レース中盤以降は外枠の馬を狙う

開催してしばらくすると、内側の芝は荒れて走りにくくなっています。

ですから、自然と外枠を走る馬が増えてきます。

距離とタイムにロスがあったとしても、内側を通るよりはマシという形でしょう。

ただ、これはあくまでオーソドックスな考え方なのです。

これぞ穴馬!? パワーとスタミナのある馬に注目!

開催日も中盤を過ぎると、内枠を避ける傾向にある札幌競馬場ですが、ここで少し考え方を変えてみましょう。

何故、内枠を避けるのか。それは、内枠を走るには、かなりのスタミナとパワーが必要だからです。

それなら、パワーとスタミナのある馬なら、内枠も有利に走るのではないか?

そうなんです。

例えば、他の競馬場では良い成績を残せなかった馬が、いきなり札幌競馬場だと好成績を残していく馬がいたりします。

これは、どの馬も苦手とする荒れた内ラチを、パワーとスタミナで走り切ってしまったりするからなのです。

つまり、通常は短距離スペシャリストの産駒を狙う傾向で間違っていないのですが、馬場の荒れ具合が酷い場合などは、パワーとスタミナのある牡馬の産駒もあなどれないということ。

実際に、過去のデータを遡ると、パワーとスタミナのスペシャリスト、ステイゴールド産駒も結構な割合で好成績を残しております。

ステイゴールド産駒は、オルフェーヴルやゴールドシップのように、長距離を得意とする産駒が多いイメージがありますが、豊富なスタミナとパワーが必要な荒れた内ラチを走る場合だと短距離でもその特徴が存分に発揮できるということでしょうか。

そう考えると、パワーとスタミナで、荒れまくった内ラチを堂々と駆け抜けていくステイゴールド系統の馬の様子が容易にイメージできますね。

このことから、天候や馬場の状況を見て、ステイゴールドの血が入った馬を狙うのもいいかもしれません。

札幌競馬場 芝1000m:開催時期・馬場状態による狙える穴馬・危険な人気馬

札幌競馬場 芝1000m:開催時期・馬場状態による狙える穴馬・危険な人気馬

では、要点をまとめましょう!

  1. 開催前半は、内枠で短距離スペシャリストの産駒を!
  2. 開催中盤以降は、外枠で短距離スペシャリストの産駒を!
  3. 穴を狙うなら、内枠でパワーとスタミナスペシャリストの産駒を!

開催初日に外枠を狙ったり、中盤以降に内枠を狙ったりしないように気をつけましょう。

データがあまりにも少ない馬場ですから、あくまで参考までに。

札幌競馬場 芝1000mまとめ

あまりにも開催レースが少ないレアなコースですから、多くの情報はありません。

次に開催されるのがいつなのかも不明です。

だからこそ、なんだか夢とロマンがあるような気がしませんか?

この記事が、あなた様の競馬ライフや馬券の予想に対して、なんらかのヒントになれば幸いです。

札幌競馬場芝1000mまとめ
  • 3番人気の馬に注意!
  • 枠順の有利不利は、馬場の状態による!
  • 内ラチ、外ラチなら外ラチが若干有利!
  • 逃げ・先行が有利!
  • ロードカナロア産駒、サクラバクシンオー産駒が買い!!
  • 騎手はリーディング上位の騎手を狙おう!
  • 調教師のデータは不明!
  • 内側を狙うのは、レース開催の前半まで

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参考文献

札幌競馬場コース一覧

芝1000m芝1200m芝1500m芝1800m
芝2000m芝2600mダート1000mダート1700m
ダート2400m
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この記事を書いた人

競馬歴20年以上、好きな馬はサイレンススズカ、ディスコードで毎週競馬予想を配信しています。

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