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競馬新聞の△(白三角)印とは?競馬予想に役立つ印の意味を徹底解説!

競馬新聞の△(白三角)印とは?競馬予想に役立つ印の意味を徹底解説!
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この記事をざっくり言うと・・・
  • 競馬新聞に掲載されている「△印(しろさんかく印)」の意味が分かる
  • 競馬新聞に記されているすべての印の意味が分かる
  • 「△印」に関するよくある質問(Q&A)も掲載
目次

競馬新聞の△印(しろさんかく印)の意味!

競馬新聞の△印(しろさんかく印)の意味

競馬新聞には「◎」や「〇」、「×」など様々な印が記入されています。その中でも△印は2.3着候補の馬に付けられることが多いです。△印の意味は大きく分けて2つあります。

相手候補の馬に付けられることが多い
騎手名に「△(しろさんかく)」が付けられることがある

当記事では△印の大きな役割である2つの意味について解説します。

意味:相手候補の馬に付けられることが多い

意味:相手候補の馬に付けられることが多い

△印は連下(れんか・れんした)の馬に付けられることが多いです。なぜなら、△印には「2.3着に入選する可能性のある馬」に付けられるからです。基本的には相手候補に付くケースが多いと覚えてもらえたらいいです。

なお、似たような意味に▲印(黒三角)や△印を2つ表記した二十三角もあります。▲印は単穴といって単勝で来るかもしれない穴馬を指し、印の中では3番手評価を意味します。そして二十三角は△印の中でもっとも馬券に絡む可能性がある馬を指しています。

そのため、△印は▲や二十三角よりも評価が低いのです。

意味:騎手名に「△(しろさんかく)」が付けられることもある

意味:騎手名に「△(しろさんかく)」が付けられることもある

出走馬の騎手欄でときどき「△印」が付いている騎手がいます。この印はデビューしたての若手騎手に付けられることがほとんどで、減量騎手を表しています。

減量騎手は一般的な騎手と比較しても騎乗数が少なくて騎乗技術も未熟です。そのため、斤量を意図的に減量することで一般の騎手相手に勝ち負けできる優遇措置です。

なお、△印は平地競走で31勝以上50勝未満の男性騎手を対象にしており、△印の付いている騎手は一般的な斤量から2キロ減量した状態でレースに挑むことができます。

競馬新聞の△印(しろさんかく印)以外の印の意味

競馬新聞の△印(しろさんかく印)以外の印の意味

競馬新聞では今回紹介した印以外にも次の一覧表のような印があります。

予想印の種類と意味一覧

名称読み方意味
◎(にじゅうまる)本命ほんめい1番手評価。1番強い馬
〇(まる)対抗たいこう2番手評価。2番目に強い馬
▲(くろさんかく)単穴たんあな3番手評価。3番目に強い馬
△(しろさんかく)連下れんか・れんした2.3着に来そうな馬
☆(ほし)ほし人気落ちでも馬券に来そうな馬
×(ばつ・ぺけ)大穴おおあな人気落ちでも馬券に来そうな馬
注(ちゅう・ちゅうい)注意ちゅうい人気落ちでも馬券に来そうな馬
二十三角二十三角にじゅうさんかく連下の中で一番評価の高い馬
◉(ぐり)ぐりぐりその日開催されるレースで強く推している馬

これらの印の意味を理解することにより、紹介した印の本当の意味が分かると言っても良いでしょう。

以下で各競馬新聞の印についての概要を解説していくので、ぜひ競馬新聞から予想する際に使ってください。また、最後に騎手についている印についても解説しているので参考にしてください。

◎本命(にじゅうまる)

◎(にじゅうまる)

本命は出走馬の中でもっとも勝つ可能性が高い馬、もしくは3着以内に来る確率が一番高い馬に付けられる印です。1番手評価の馬に付けられる印といってもよいでしょう。

出走馬で一番勝つであろう馬に付けられるので、馬連や三連単など、2頭以上の馬を選択して予想する券種では軸に最適ですね。もちろん、単勝や複勝で買うのもよく、本命は最も信頼できる印です。

これもう見た?競馬新聞の◎って何?競馬予想に役立つ印の意味を徹底解説!

○対抗(まる)

〇(まる)

対抗は本命の次に評価が高い馬で、2番手評価の馬につく印です。

本命にした馬よりは見劣りするけれど、それ以外の馬には勝てるであろうという評価で、対抗も本命同様馬券の軸に最適です。

これもう見た?競馬新聞の◯印って何?競馬予想に役立つ印の意味を徹底解説!

▲単穴(くろさんかく)

▲(くろさんかく)

単穴は本命や対抗の次に評価したい馬のことで、出走馬の中で3番目に評価したい馬に付けられます。

3番手ということで本命や対抗よりは評価は下回りますが、それでも馬券に絡む可能性の高い馬は黒三角印がつけられていますね。3番手評価とはいえ、黒三角印の馬が勝つこともしばしばあります。

これもう見た?競馬新聞の黒三角▲印って何?競馬予想に役立つ印の意味を徹底解説!

△連下(しろさんかく)

△(しろさんかく)

連下は、勝つ可能性は少ないものの、2,3着に絡むであろう馬に付けられます。馬単や三連単といった券種では勝ち馬だけではなく2.3着馬といった相手馬を予想することも重要です。

そして、いくら勝ち馬が当たったとしても相手馬がいなければ馬券は外れてしまいます。そのため、相手馬に特化した連下は相手馬を探す券種において非常に大切なのです。

ちなみに、連下印は本命や対抗、単穴と違って複数選択できるので、ひとつのレースで同じ記者が複数の馬に白三角を打っていることが多いです。

☆星(ほし)

☆(ほし)

☆は、人気を落としているけれど好走する可能性が高い馬に付けられています。大穴候補に付けられる印です。

また、予想記者の好きな馬や応援している馬に付けられることもありますが、基本的には人気を落としている馬で好走する可能性の高い馬に付く印と思ってもらっていいです。

これもう見た?競馬新聞の星☆印とは?競馬予想に役立つ印の意味を徹底解説!

×(ばつ・ぺけ)

×(ばつ・ぺけ)

×は☆と同じく、人気を落としているものの、激走する可能性の高い馬に付けられる印です。意味合いは☆と同じですが、☆と違ってお気に入りの馬や追っかけている馬に付けられません。

あくまでも人気を落としそうな馬で激走するかもしれない馬に付けられています。

これもう見た?競馬新聞の×(ばつ)印とは?競馬予想に役立つ印の意味を徹底解説!

注(ちゅうい)

注(ちゅう・ちゅうい)

注も×と同じく、人気落ちで激走する可能性を秘めている馬に付けられています。

基本的に×と注の意味は全く同じで、競馬新聞社によってどちらかが使われています。

これもう見た?競馬新聞の注印って何?競馬予想に役立つ印の意味を徹底解説!

二重三角(にじゅうさんかく)

二十三角

二十三角は、連下で選択した馬の中でもっとも馬券に絡みそうな馬に付けられます。連下の中の1番手評価と解釈してもらっていいです。二十三角は一部の競馬新聞でしか導入されていません。

有名な新聞社でいうと、競馬ブックは二重三角を導入しています。

◉(ぐり・ばくだん)

◉(ぐり)

◉はその日開催されるレースの中でもっとも自信のある本命馬に付けられます。

意味は本命と全く一緒ですが、1日に開催されるすべてのレースのなかで予想記者が一番自信のある馬に付けられるので信頼しやすい印です。ちなみに◉も二重三角同様、すべての新聞社が導入しておらず、日刊など一部の新聞でしか導入されてません。

【参考】騎手名に付けられる印の意味

【参考】騎手名に付けられる印の意味

競馬新聞では出走馬以外にも騎手に次のような印がつけられています。

男性騎手

条件減量値
30勝未満マイナス3キロ
31勝以上50勝未満マイナス2キロ
51勝以上100勝未満マイナス1キロ

女性騎手

条件減量値
50勝未満マイナス4キロ
51勝以上100勝未満マイナス3キロ
なしマイナス2キロ

この印は騎手の斤量を表し、減量騎手を指しています。減量騎手とは、デビューしたての騎手や、勝利数が少ない騎手のことです。

減量騎手が成績の良い騎手とレースを行う際、どうしても減量騎手のほうが騎乗技術的に不利があって勝利するのが厳しいため、負担斤量を軽くして勝ちやすくする措置です。

本来課せられる斤量よりも軽い斤量でレースに挑めるので、騎手についた「印」はプラス評価できます。

斤量は女性と男性は筋肉量の違いがあることから、女性優遇の措置が取られています。女性騎手の場合は100勝以上達成しても◇印が永久的に付き、男性騎手と比較すると常に2キロの恩恵が与えられます。

ただし、印がついている騎手は見習いや経験が未熟な騎手が多いため、印がついているからといって圧倒的に有利なわけではない点は考慮して予想に役立てるようにしてみてください。

競馬新聞の△印の活用方法!印を使った予想方法!

競馬新聞の△印の活用方法!印を使った予想方法!

競馬新聞に付けられる△印は◎や〇ほど注目度は高くありません。しかしながら2.3着に絡むであろう相手候補に付けられることが多いため、使い方によっては高配当を手にできる可能性もあります。

△印を活かした予想方法は大きく分けて3つです。

  • △印の付いた馬を2.3着候補にする
  • △印の付いた馬を複数頭購入してながす
  • △印の付いた馬をマルチで買う

いずれも配当妙味に期待できる買い方で一攫千金をつかみたい方におすすめです。これら3つの予想方法について解説していきます。

△印の付いた馬を2.3着候補にする

△印の付いた馬を2.3着候補にする

1つ目の予想方法は△印の付いた馬を2.3着候補にする予想方法です。△印が付けられた馬は2.3着に来る可能性が高い馬が多いので、相手候補にピッタリです。

三連単や三連複といった複合馬券においては1着の馬だけではなく、2.3着の相手馬も予想しなければなりません。例え1着の馬を当てたとしても相手候補が来なければ馬券は外れてしまいます。そのため、相手候補を探すうえで△印は参考になるのです。

△印の付いた馬を複数頭購入してながす

△印の付いた馬を複数頭購入してながす

2つ目の予想方法は△印の付いた馬を複数購入してながす買い方です。

競馬新聞の印は基本的に1種類に対して1頭の馬しか打つことができません。ところが△は唯一同じ予想記者が複数打つことができるのです。

◎や〇は1頭しか選ばれていないのに対し、△は一人の記者が4頭以上打つこともあります。つまり、2.3着に来る可能性がある馬というのは数多く選ばれているのです。

予想記者ですらなかなか絞ることができない相手候補をさらに絞るのはなかなか難しいです。そこで、思い切って△印の付いた馬をまとめて買う方法もあります。

いわゆる「ながし」という買い方ですが、絞れないからこそまとめて買うことで的中率を高めることができるのです。

△印の付いた馬をマルチで買う

△印の付いた馬をマルチで買う

3つ目の予想方法は△印の付いた馬をマルチで買う方法です。

マルチとは馬単や三連単において用いられる買い方で、軸と相手の逆に組み合わせも購入できます。例えば、馬単で1着A⇒2着Bで予想した際、1着にBが来て2着にAが来たら不的中になります。馬連なら的中していたのに馬単で予想したがゆえ外れてしまった典型的なパターンなのです。

しかし、マルチなら逆の組み合わせも抑えることができるので馬単でも的中します。このように、マルチは抑えが利く買い方なのです。

△印は2.3着に来る馬に付けられますが、レース展開によっては1着に来ることも少なくありません。1着を想定してマルチで買うのも悪くないです。

しかも、△印の付いた馬は2.3着に来ると思って買う人が多いため、1着に来たら高配当にも期待できます。マルチは非常に便利で配当妙味もありますが、購入点数が増えるのである程度の軍資金は用意しておきましょう。

競馬新聞の△印に関するよくある質問(Q&A)

競馬新聞の△印に関するよくある質問(Q&A)

競馬にはさまざまなルールや用語があり、人によっては質問したくなるような疑問を持つでしょう。

ここからは、△印に関するよくある質問について解説していきます。

ひとりの予想記者は△印をいくつまで打てる?

印は種類ごとに1つしか打てませんが、△印のみ複数打つことができます。

上限は特に設けられていませんが、ほとんどの競馬新聞はひとり4つまで打っています。

△印の馬ばかり購入したら儲けられる?

結論から言うと厳しいです。△印は2.3着候補の意味がありますが、信頼度でいうと▲より下の評価です。

▲が3番手評価という意味があるため△は4番手評価になります。二十三角を設けている新聞社においてはさらにその下の5番手評価になります。

しかも、△は複数頭選択できるためどの△がくるか読むのは難しいです。そのため、△印の馬ばかり購入しても儲けるのは容易ではないです。

ただし、荒れるレースを見極めて購入するのであれば話は別です。荒れるレースというのは人気馬が飛びやすく、◎や〇印が付いた馬でもあっさり敗れることは珍しくありません。

荒れやすいレースや荒れるであろうレースのみを対象として△印の馬を買い続ければ、当たった時に回収率向上は見込めるでしょう。

△印の好走率はどれくらい?

レースや予想する記者によって本命の打ち方はさまざまなので、印だけで好走率を求めることはできません。しかし、△印が付いた馬は4.5番手評価という意味があるため◎や〇に比べると好走率は低いです。

なお、人気別に好走率を見ることは可能です。

1番人気の場合は勝率約30%で2着以内に入選する連対率は約38%、3着内に入選する確率は約53%です。

そして、12番人気以下になると勝率は1%を切り、3着内入選率も4%未満になります。

△印が付けられる馬の中には10番人気以下の馬も多いので、好走率だけ見たら△印の馬が馬券内に絡む可能性は低いです。

まとめ

今回は競馬新聞に記される△印について解説しました。

△印は連下といって2.3着に絡むであろう馬に印が付いています。このことから、△印がついた馬は1着軸よりも2.3着の相手候補に向くことが多いです。そのため、三連単や三連複といって券種はもとより、馬連やワイドといった複合馬券で予想する際、参考になる印です。。

△印は複合馬券を買う上で必ずチェックしたい指標で△印をうまく活用すれば高配当も夢ではありません。

ぜひ△印を理解したうえで一攫千金を狙ってみてください。

参考文献

予想紙の見方

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この記事を書いた人

競馬歴10年。北海道在住。
好きな競馬場は札幌競馬場だがもっとも回収率が悪いのも札幌というジレンマを抱えている。

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